《激辛・中上級者向け》
サブスリーランナーへの登竜門、「妙見山」。妙見山山頂は標高660m。
走行距離は往復で約41km。全線舗装路。フルマラソンの強化に最適。かの中山竹通選手もご推薦(^^;。
(※2012年8月更新)
まずはスタート地点の阪急箕面駅から商店街を通って滝へ向かう。
東海自然歩道西の起点と書かれた石碑と、
滝ノ道ゆずる君がお見送りしてくれる。
箕面大滝。スタートから約3km。ここは秋の紅葉の頃に来るのが一番。ただしその頃は混んでてとても走れないが。
滝の横を上がっていく。かなり急な坂道だ。
登り切ったら車道に出る。そこからはずっと車道に沿って進む。交通量が少々あるので車には注意が必要。
しばらく行くと、左の画像のようなT字路に出るので、左折。
高山・北摂霊園の案内が出ている方向だ。
まっすぐ行くと間違い。勝尾寺に行ってしまう。ここで約5km。
やがて箕面川ダムの横を通り、箕面トンネルにさしかかる。
かつてはこのトンネル内の歩道を車におびえながら通ったのだが、2003年6月頃以降はトンネルの手前で左にそれ、
ダムと山裾の間を縫って走る遊歩道が完成している。逆に、トンネルをそのまま通ってしまうと、
トンネルの向こう側では柵がしてあって遊歩道に入れなくなっているので注意。
なお、5km地点のT字路より手前、箕面ビジターセンターから車道を離れて、
トレイルコースを通ってダム堰堤の対岸に出る(そのまま堰堤上の道を通ればここに合流する)
というショートカットコースもある。
遊歩道の回廊部分。遊歩道はトレイルになっているところと、このように車道から川にせり出した回廊となっているところがある。
このうち、橋となっている箇所を走ると共振して橋の揺れが大きくなり怖いことがあるが、そういうときは走るリズムを半テンポずらすと、
逆に揺れを抑える効果が生じるので覚えておくといいだろう。また、この区間でよくサルに遭遇するので注意。
豊能町に入って数百メートル進むと、進行方向左側に湧き水があり、「高山マリアの泉」と名付けられている。飲用可能。夏でも冷たい水が飲める。
ただし少雨が続くと枯れてしまうこともあるので注意。
よく車が路上駐車しているので、すり抜ける際は注意が必要。
この地点でスタートから約8km。
高山の集落を通り、3kmほどを一気に下って、「金石橋」という交差点で国道423号にさしかかる。
国道を横切りまっすぐ進めば、法輪寺経由の直登コース。往路はここを直進する。
右に曲がって国道沿いにしばらく行くとスーパー・コンビニがある(後述)。
法輪寺経由で登るコースでは、途中川尻自治会集会所の前に自動販売機がある。ここで給水できる。
この先は、法輪寺手前の「北ノ谷」というバス停付近に自販機があり、おそらくそれが頂上までの最後の給水ポイント。
法輪寺経由の道は、4km程登りが続く。大変だががんばろう。なお、法輪寺から少し行くと、車道から右へそれてトレイルコースへ入る箇所がある。
道路脇にある土木事務所の札で、「池土177」という番号になっているあたりが目安だ。斜度はキツイが車道より距離が短い。
4kmの登りの後、1.5km下って、このT字路に突き当たるので、左折。
頂上まであと1.5kmだ。
この区間の途中で左斜めに抜けるトレイルコースがあり、若干のショートカットが可能。
妙見山頂。ちょうど中間点、スタートから約20kmというあたり。
ここはバス停とお手洗いのある場所だが、もう少し上の方に星嶺というお寺の建物があって、そこでも休めるようだ。
さらに先の方に能勢妙見山の本堂などがある。
山頂からのバスは日祝しか動いていないし、本数もほとんどないので、あてにしないほうがよい。
ここで撤退するときは、ケーブルで降りた方がいいだろう。
頂上から1.5kmを一気に駆け下りた、T字路のところ。
往路は「茨木・池田」とある、画像の右側から登ってきたが、
復路を野間口経由で行く場合は「亀岡」の方向へ直進する。
もちろん、往路のコースをそのまま引き返してもよいが、そのコースでコンビニに寄ろうと思ったら、
「北ノ谷」というバス停のあるところを左へ鋭角に曲がる道があるので、それを下った方が最も短い距離でアプローチできる。
さらに下り坂を駆け下りてくると、T字路に突き当たる。ここが野間口。
一応自動販売機もある。ここで右折。画像では看板が木に覆われて読めないが、「池田・亀岡」の案内がある方向だ。
この先もかなり激しい下りで、しかも歩道がない道なので注意が必要。車の数も増えてくる。
しばらく進むとまたT字路に突き当たる。国道423号に合流だ。
わかりやすい道を行くなら、「妙見口」の交差点まで行って、看板に「池田」の案内がある方向へ右折するのだが、歩道があるとはいえ交通量の多い道沿いとなる。
その手前の、この画像のところの右手に、田んぼの中の農道へ抜ける道があり、国道と平行に進むことができる。そちらの方がより安全に走れる。
国道沿いにしばらく進み、余野のちょっと手前のところにファミリーマートがある。ここで大休止を取ることが多い。
ここにはイートインもあるので、コンビニで買った食料を屋根付き・空調完備の室内で飲食が可能。トイレもある。
さらに国道を進み、余野の集落のところに、スーパー「だいやす」がある。
かつては大休止と言えばここで取っていたものだが、コンビニができてからはあまり利用されていない。
ここにもお手洗いがあるが、店の人に一言断ってから使わせてもらおう。
なお、妙見山に登らずに、最初からここで折り返すと往復で約30kmのコースとなる。
ちなみに余野から池田や茨木方面へ行くバスが出ているので、万一脱落の際は利用できる。
だが、1時間に1本程度と本数が非常に少ない。バスのダイヤについては、
阪急バスのページを参照のこと。
余野から先の国道沿いで、橋の架かっている区間に歩道がなくなってしまう箇所があり、若干危険だ。
ここでは、進行方向(復路の場合)左側に旧道があり、そちらを通った方が安全に走れる。すぐに国道に合流することができる。
さらに国道沿い進むと、行きに通った金石橋の交差点にさしかかる。
ここで左折して、高山の集落を目指す。3km程の登り、最後の難所。
スタートからはちょうど30kmに達するところであり、この区間をしっかり走れるかどうかが実力を計る目安となる。
ちなみにこの3kmの区間で箕面市と豊能町の境を行ったり来たりするが、
ちょうどその市境の看板があるところが金石橋から1km、2kmのポイントなので、ペース確認などに利用できる。
あとは行きの走路をそのまま裏返したコースとなる。がんばって箕面駅までたどり着こう。
なお、金石橋交差点を少し池田方向まで行き過ぎたところにも自動販売機あり。
走ったあとのお風呂は、箕面駅近辺なら箕面スパーガーデンが最寄りとなるが、料金がちょっと高いのであまり利用されていない。
多くのランナーは阪急電車で石橋まで移動して平和温泉
(石橋駅北側。午後2:15から営業、月曜定休)を利用している。
かつては石橋温泉を使うのがお約束だったのだが、残念ながら2012年5月に閉店している。
さらにどうでもいい話だが、お風呂後の打ち上げは餃子の王将・阪急石橋店を利用するのがお決まりのコースとなっている。